インターネットや携帯電話・スマートフォンが広く普及した今日では、
公私を問わず、日々の生活の中でソフトウェアやアプリケーションの利用が当たり前になってきています。
さらに自動車や家電など、電気で動くもの全てがコンピューターで制御されており、それらの基本となるプログラムを構築する「プログラミング」は、現代科学を支える基盤であると共に、日本のお家芸でもあるものづくりの基盤技術といえるもので、子ども一人ひとりが最低限の知識を持つことが必要と考えます。
現在、プログラミングを学ぶ環境では、文部科学省がプログラミング学習サービス「プログラミン」を提供するほか、Googleやサイバーエージェントなどが、子ども向けプログラミング教室を展開しており、多くの利用者・受講者を集めています。また先進国の中では、今年9月より小学校からの義務教育化がスタートする動きもあり、世界的な活動がスタートしております。
ここ福井でも、福井工業高等専門学校(福井高専)のOBの有志が中心となり、
プログラミング環境「progrun(プログラン)」を活用し、県内で開催されるイベント等で、楽しみながら学べるプログラミング教室を実施しており、今年6月からはエンゼルランドにおいても教室が開講して多くの子ども達が参加しています。
今後はそれらを常設化し、受講した子ども達自らが広く、かつ高度に学べる環境づくりを目指し、
プログラミングクラブネットワーク(以下、PCN)を設立し、プログラミングの普及啓発、教育支援および政策提言を行ってまいります。