今回で7回目となったPCN主催プログラミングコンテスト『PCNこどもプロコン2017夏』。その受賞作品が決定しました!
コンテストへのたくさんのご応募、誠にありがとうございました。
また、本コンテスト開催にあたりご協賛いただきました企業様をはじめたくさんの方々にご協力いただきました。本当にありがとうございました。
2017年10月1日(日)に福福小屋イベントホールにて表彰式が開催され、最優秀賞2作品、優秀賞2作品、協賛賞20作品、特別賞8作品が発表・表彰されました。
小学生の部
踏んだら音がなるピアノです。足で踏んで音楽を楽しみます。
○作品を作るきっかけ
「あったらいいなこんなもの」という絵を書く授業があって、学校のクラスまで楽しく行けたらいいなと思って、足で踏んだら音がなる廊下の絵を書きました。夏休みの工作で、本当に作ってみました。
○工夫したところ
持ち運んでいる時に壊れないように、折りたためるようにして、銅線のところをテープで止めました。音がなりやすいところに折り紙で丸い印をつけて糊で止めました。
○作ってみた感想
黒い鍵盤がないけど、白い鍵盤のところが作れてよかったです。
実際に試してみて爽快でした。同じようなものが世界のいろいろなところで作られているので、youtubeなどで見て比べてみるのがいいとおもいます。
(ゲスト審査員 高須正和氏)
---
身近なものが巨大化すると、印象が全然違いますね! もっと巨大化させると、どんなことができるだろう? もしくは、他にも巨大化させてみると面白いものってあるのかな?
(ゲスト審査員 安川要平氏)
中学生の部
このゲームはシューティングゲームです。十字キー(←→↑↓キー)で移動できます。球は常に発射状態になっています。Aキー又はDキーを押すとAなら左、Bなら右に素早く移動できます。ヒットポイントは20、敵や敵の攻撃に当たると1ダメージを受け、0になるとゲームオーバーです。
※ゴキブリや蜘蛛が出て来ます
作るのにかなり苦労しました。敵の攻撃や、テクスチャなどはすべて自作で、bgmだけインターネットからダウンロードして来ました。少し時間がかかりますがかなり楽しめる作品だと思います。
敵キャラの動きとアルゴリズム、スピード感などすばらしかった。ゲームバランスも良く、楽しんで作られているのを感じました。
(ゲスト審査員 高須正和氏)
---
身近な場所が違うように感じられるのが面白いですね! 球が常に発射状態になっている小さな工夫も良いと思いましたし、食器や虫が巨大化されている点などにもユニークさを感じました ;) この世界では食器1つで一苦労するぐらいの大きさの敵だけど、そんな食器を片手で扱えてしまう人間は、この世界ではどの程度の大きさになるんだろう?
(ゲスト審査員 安川要平氏)
小学生の部
スマホを使いすぎている人のスマホを取り上げてこの機械に乗せます。バーがおりて旗が動きます。旗に書いてあるボタン(Ichigojam本体のタクトスイッチ)を探して旗が止まったら(←大事)押します。音が鳴ってバーが上がるので、5秒以内にスマホを取ります。(5秒以内に取らないとまたバーがおりてしまいます。)5秒たつまで使えません。5秒たつとまた音が鳴ります。
Ichigojamとタミヤの工作材料を組み合わせて作りました。Ichigojamの電源だけではサーボを2個動かせなかったので、Ichigojamはモバイルバッテリー、サーボは乾電池4本に電源を分けましたはじめは、スマホを置いたら歩いて逃げていく「歩きスマホ」を作ろうとしましたが、Ichigojamとスマホを乗せて歩くには、サーボの力が足りなかったので、改良してこの形になりました。いつかお母さんになんとかマインドストームEV3を買ってもらったら、スマホを乗せると歩いて行ってしまう「マインドストーム歩きスマホ」を 作ってみたいです。
ニコニコ技術部っぽいアイデアで好感が持てます。多くの人に使ってもらえるようにアイデアを進化させて行くのがいいと思います。
(ゲスト審査員 高須正和氏)
---
やりたいことを実現するために、まずは出来そうなところから始めてみるという視点がとても良いなと思いました! 次のチャレンジは「歩きスマホ」ですね。最近のスマホはカバーケースをつけることが一般的になってきているので、似たようなアイデアの別のアプローチとして、スマホ使いすぎ防止のカバーケース (例えば5秒たつと電源ボタンが押されてしまう) といったアイデアもありそうですね
(ゲスト審査員 安川要平氏)
中学生の部
井村さん(すごろく):
すごろくの板の上で、こまを動かして表示される質問に答えていくと、お互い初対面の人たちもみんな友情関係を築けます。みんなが幸せになれるハッピーなすごろくです。
長谷川さん(ルーレット):
ハッピーすごろくと一緒に使います。
これは、Hackdayに出品したものを改良したものです。このときは丸一日という制限時間の中で創るというハードなものでしたが、メンバーの直也くんとともに試行錯誤を繰り返しながら作り上げた結晶です。ソケットピンを線でつないでいたため、割れやすかったのを、基板にして強くしました。また、VFDを表示する場所をしっかりしたきれいなものにして、さらに線が抜けにくいようにしました。VFDへの表示もきちんとしたプログラムにして、イベント待ちや、ゴールしたあとの処理をきちんとしました。コマも登場人物のキャラでオリジナルなものにしました。直也くんもすごく頑張ってくれ、二人で力を合わせた作品になりました。
グループで作っているのが素晴らしいです。複数人で意見を交換しながら作ると、より気持ちを保ちながらレベルの高いものをつくることができます。
(ゲスト審査員 高須正和氏)
---
質問を通して初対面の人たちのコミュニケーションを育むという視点が面白いですね! アナログな世界では「UNGAME (アンゲーム)」という似たような視点の作品がありますが、この作品はデジタルなので、デジタル特有の特長をもっと前面に押していけるとさらに面白くなりそうかなと思いました!
(ゲスト審査員 安川要平氏)
RUNしてから300円(100円玉をゆっくり3枚)入れると動きます。300円入れると鍵が一定時間開きます。(トイレに入れます)そして、鍵が閉まって少し経つとトイレに長居防止のためのブザーが鳴ります。(ブザーは2回鳴ってLEDが光ります。)2回目のブザーが鳴った時に中にあるボタンを押し続けてください。そうすると、2回目のブザーが鳴り終わった時に鍵が開いて外に出ることができます。もし、2回目のブザーが鳴っているときにボタンを押せなかったら、3回目以降も2回目のブザーと同じなのでボタンを押し続ければ鍵が開きます。終わったら必ずドアを閉めてください。
なぜ富士山トイレを作ったかというと、テレビで富士山で募金箱型のトイレチップ入れを設置はしているけれど、トイレチップに協力してくれない人がたくさん居るという映像を観てコインロッカーのようなお金を払わないと使えないトイレがあれば良いなと思ったからです。思いついてから完成まで約2か月かかりました。難しかったところは、100円玉3枚をカウントするためにどうしたらいいか?と部品屋さんへ行って色々スイッチを探してマイクロスイッチや押しボタンスイッチを見つけてはんだ付けしたこと。鍵の位置を調整したり、入れた300円をどうやってマイクロスイッチに誘導するか等で悩んだこと。300円入れたときに、ボタン押されたかどうかを判定するプログラムを構築するのが難しかったこと。工夫したところは、家にある廃材を利用したことと、ボタンの判定の時にIF IN() GOTO の間にWAITをはさんでやったりしたことです。
HTMLで作られたHTMLエディタにHTMLを画像化する仕組みを搭載したEasy Apps Exchange Builderとその画像を読み出して実行するEasy Apps Exchange Playerで構成されたソフトウェア。
画像をHTML化するので、モバイルでの保存・管理・実行も容易に可能。TwitterやLineはもちろん、AirDropなどでも共有が簡単にできるので、モバイルデバイスの醍醐味である共有するたのしみをデータの画像化によって画像そのもの以外でも画像のようなシームレスな体験で提供できるようになった。
いわゆるゲーム作品ではなく、観察シミュレーション作品です。肉食動物、草食動物、草の3種類のキャラクターが、食ったり食われたりする様子を眺めるものです。一見地味な作品ですが、草食動物が肉食動物から頑張って逃げる姿や空腹の肉食動物が、頑張ってエサを捕らえに行くところは、どこか応援したくなる作品です。
今回はじめてシミュレーション系プログラム作品に挑戦しました。プログラム書き込みに約3週間かけました。プログラムで一番苦労したのは、草食動物と肉食動物の「移動」です。壁に引っかかって止まったり、画面外へ出て行ってしまったり、固まってしまったりとバグ取りの連続でした。草食動物は、一番近い距離の草を食べに行くために、自分とすべての草の距離を測ります。距離計測は当初 x + y にしていましたが、これだと(x + y)=(1,6)と(2,5)がイコール判定してしまうため、変な動きをしてしまいました。試行錯誤し、今回は x2 + y2 の‘平方根’を利用しました。ちなみに、まだ平方根は学校の授業で学習していないので、プログラムの本での情報に頼っています。たぶん中三で習うので、きちんと学習したら、もっと違う計測方法が思いつくかも知れません。また、この作品の面白いところは、いろんなパターンの結果が観察できることです。乱数の影響で、同じ条件でも結果がいくつも分岐します。ぜひ何回かRUNしてみて確かめてみて下さい。
遊び方は色々あります。例えば ピンポン玉を的に当てると的が倒れて、1秒後にまた起き上がります。もし 3回(回数は変更可能)的に当てたら ロボットは止まります 。赤ちゃん用のボール、スーパーボール,nerf などで遊べます。成長に合わせてパーツを変えて遊ぶ事ができます。
《作品コメント、工夫したところ、かかった時間など》
工夫したところは1~3才はバイキンマンバージョン、3~6才はレゴバージョン、7才以上はnerfバージョン、年齢ごとに的を変えれるように工夫しました。
《なぜこの作品を作ったか》
僕には弟がいがいそます。僕のママが大変な時に弟が泣くと何も出来なくなるので、弟をあやすベビーシッターロボを作りました。
《作成にかかった時間》2ヵ月と一週間
優秀賞と同時受賞作品。作品コメントはこちらに
最優秀賞と同時受賞作品。作品コメントはこちらに
IchgoJamをモニターにセットする。電源を入れる。スイッチを押した回数でLEDが、点滅したり、音楽が鳴ります。とにかく押してみたくなるスイッチです。5の倍数で変化が、起こります。
20時間程度掛かりました。僕のおおばあちゃんは、リハビリが嫌いです。なぜなら辛いからです。だから、もっと楽しいスイッチなら、楽しいかなと思って作りました、LEDが点灯して、音楽を聞きながら、楽しくリハビリするための物です。彼女が押しやすいように、大きいスイッチをつけました。基板を見たことがないから、カバーを作ってかっこよくしました。誰にでも使って貰いたいから、リハビリんと言う名前にしました。
電池ボックスの電源をOn。Ichigojamのボタンを押しながら電源をOnするとSAVE0のプログラムが動き出します。5回LEDが点滅するとIchigoJamクローラーの動作が始まります。今回のプログラムでは、動作は3回繰り返します。また、LEDと動作はNEXTで回数を設定しています。OUTで前進、後退、上昇、下降を設定しています。好きな数値や順番を変えれば自分のオリジナルの動きが作れます!
クローラーの作り方が思ったよりも難しくて大変でした(調整を入れて3日間もかかりました)。本当は電池を4つも載せなくても走るようにしたかったです。だけど、IchigoJamに電気を送らなければならないので、少し改造してみようかと思いました。もっと軽くなれば滑らかに動くような気ましました。これからDakeJacketが発売されたら、IchigoDakeで試してみたいです(お父さんに買ってもらいます)。それと、今度はtempXやセンサーを付けてsakura.ioで動かしてみたいです!
優秀賞と同時受賞作品。作品コメントはこちらに
1 おへその位置にセンサがくるようにベルトを付ける。
2 RUNでスタートさせる。
3 前わんプランクをする
<作った理由>
ぼくはミニバスのチームに入っていて練習の時体幹トレーニングをしていて、家でもトレーニングができるようにしたいと思ったので作りました。
<工夫したところ>
一人でもできるようにRUNをおしてから5秒後にはじまるようにしました。前わんプランクはこしが高くても低くてもいけないので上げんと下げんをつくり設定をこえると音が鳴ってけいこくするようにしました。また上げんと下げんで音を変えました。1分間はかって、最後にメロディがなるようにしました。3時間。
マジカルコンパス賞と同時受賞作品。作品コメントはこちらに
副賞:図書カード 3,000円
全15問のIchigoJamに関するマニアックな問題に答えていきます。全問正解すると、IchigoJamマニアに認定されます。
夏休み最後の五日間で作りました。実際に勉強になる問題から、PCNメンバーでさえ知らないようなマニアックな問題を15問も考えるのに苦労しました。また、効果音をつけることで、正解したか間違えたかをわかりやすくしました。一発合格できるように、ぜひ挑戦してみてください。
副賞:レゴ WeDo 2.0 基本セット
とうちゃんがおきないのでつくりました。ひかりとおととチョップでおこします。
副賞:ソビーゴ こどもロボットプログラミング
ケースの下にあるボタンを押すと、タイマーが始まります。
このタイマーは、勉強をする時に使います。工夫したところは、時間が無くなるにつれ、キャラクターが焦るようにしたところです。
副賞:coIchigoチョコ
パプリカに、ハンドスピナーをやらせてみました。ハンドスピナーの棒の部分が、水平になった時を狙って実行すると、Paprikaがハンドスピナーを回します。
割り箸でもたせるのが難しかったです。ハンドスピナーを左腕につけたら右腕がハンドスピナーまで届なかったり、落ちたりしました。なので、割り箸でハンドスピナーのコアをはさみました。そして、コアを挟んだ割り箸を腕に固定しました。
副賞:Ichigoチョコ
戦闘シュミレーションゲームです。味方の駒(部隊)を動かして敵の駒と戦います。味方の本陣が全滅すれば味方の負け、敵の本陣を全滅させれば味方の勝ちです。
作成には一年以上かかりました。バグが多く、一から作り直したりもしてようやく完成しました。ご協力してくださった方、本当にありがとうございました。
副賞:図書カード 3,000円
十じキーでいどうする。
副賞:IchigoJamスペシャルセット
60秒以内にカブトムシを伸びるハンドでキャッチして、スコアを上げるミニゲームです。
最後の結果発表の時にちょっと夏の味わいを加えてみました。それは、虫かごの変わりに、麦わら帽子に入れたカブトムシ達を逃がしながら得点を数えていくことです。麦わら帽子は、よく夏にかぶる帽子なので、虫かごよりいいかなと思ったからです。それと、グラフィックをはっきりさせて作りました。
副賞:LEGO TECHNIC 鉱山ローダー
人工知能が自動で迷路を解きます。
夏の体験を表現しました。海の中は暖かくおだやかでした。とても透き通った海の中を、色とりどりの熱帯魚たちが僕にお構いなく、ゆったりと泳いでいました。音は一切聞こえず、海の底を確かめようとすると、だんだんと暗さを増して、果てしなく続いていました。その体験を少しでも伝えたくて、この迷路を作りました。迷路の道は、果てしない海の底へと続いています。プログラムは、できる限りシンプルになるよう工夫しました。基本は、たった4つのメガネだけで、どんな複雑な迷路も解くことができます。作成にかかった時間は、1週間です。
副賞:IchigoCake (JavaScript)
タイミングよくスペースをおす
1マス変わる毎に点数が変わるようにした(講師注:ギリギリのタイミングで打ち返すと10点が入ります。1マス離れるごとに得点が低くなります)作成にかかった時間:3時間
副賞:littleBits DROID INVENTOR KIT
自分のキャラクターを動かして、右からたくさん来るコインを取って行きます。また、自分のキャラクターの上と下に壁があり、その壁に当たるとゲームオーバーです。壁に当たらずにコインを50枚取るとクリアです。すると壁が上と下に1マスずつ広がります。その後、コインを50枚取るごとに壁が広がりますが、制限時間があり段階ごとに制限時間はリセットされますが時間の長さはかわらないので、壁が広がるほど難しくなります。8段階目をクリアするとゲームクリアです。
製作時間は150分。コインを50枚取るごとに壁が広がっていくことを工夫した。また、制限時間をギリギリクリアできるかどうかぐらいに設定した。
副賞:littleBits DROID INVENTOR KIT
最優秀賞と同時受賞作品。作品コメントはこちらに
副賞:Strawbees
これはカラオケです。曲はとなりのトトロに出てくる『さんぽ』です。歌詞の下にいる、散歩をイメージした人のマークを目印に歌ってみてください。
全部あわせて30時間くらいかかりました。ぼくは音楽が好きなのでプログラミングとコラボしたいと思いました。工夫した点は4つあります。
・となりのトトロに出てくる曲なので、最後に画面を消してトトロの絵が出てくるようにしました。
・1024バイトまでにしたかったから、最後のトトロの絵を大きく書くことが出来ないので「トトロって書いて、その下に絵を小さく書いたらトトロにみえるかも」と思ってやってみたらうまくいきました。
・5行目で曲を作るときに、この音は付点四分音符なのか、二分音符なのか八分音符なのかを見極めるのが難しかったです。
・カラオケで歌う人が歌いやすいように、(前奏をいれると容量オーバーになるので)3拍あけてから曲を流しました。
副賞:親子でベーシック入門+IchigoJam T
このゲームは、「双葉」という名前の主人公が、訳あって怪物になってしまった仲間達とともに元の姿に戻れる薬を探すRPGです。
キャラクターごとに、攻撃力や防御力などを決めたり、ダメージ計算の式を最初から作らなければいけない所が特に大変でした。音楽は、フリー音楽素材配信サイトからお借りしました。
副賞:親子でベーシック入門+IchigoJam T
緑の旗を押すと、しばらくしてからおなじみの将棋の盤が表示されます。まず、動かしたい駒にカーソルを移動しクリックします。すると、動かせる範囲が表示されるのでそこをクリックすると移動できます。他はほとんど実際の将棋と同じようなルールです。
本物の将棋にできるだけ近づけるために将棋のコスチュームをお借りしました。クローンを使って将棋の駒を表示することは比較的簡単にできましたが、取った駒を打つことや、二歩ができないようにするなど、ちょっとしたことが大変だったので、できた時にはとても大きな達成感がありました。
副賞:親子でベーシック入門+IchigoJam T
緑の旗をクリックしたら、sキーでスタートします。60秒以内に、マウスでプレイヤーを動かして星をあつめます。スコアが上がっていくと、段々敵の動きが速くなり、星の点滅も速くなります。敵に3回追いつかれたらゲームオーバーです。敵に追いつかれそうになったら、3回だけバリアが使えるので、スペースキーでバリアを出して敵の動きを少しだけ止めることができます。バリアは1回3秒間です。
スコアが上がっていくと、敵の動きと星の点滅が速くなるところを工夫しました。スペースキーを押すとバリアが出て敵の動きを少し止めるアイデアをプログラムにするところに時間がかかりました。
副賞:親子でベーシック入門+IchigoJam T
このゲームは、上から流れてくる溶岩から逃げるゲームです。Lvは難しさの目安です。アスレチックはクリアするとボーナスアイテムがもらえます。クリアできないときに使ってください。ブレイズを使って溶岩を動かしているのでピースフルモードではプレイできません。チートはONになっているはずなので、コマンドの確認はクリエイティブモードでできるはずです。
同じステージを2つ用意してcloneコマンドを使って溶岩を元に戻すようにしたことを工夫しました。
副賞:IchigoJamでプログラミング+IchigoJam T
w - 空を飛ぶ a - 左移動 d - 右移動 space - 攻撃
敵か赤いブロックにぶつかるとゲームオーバーです
バグが多くうまく動かない箇所もあるかもしれません。
コンテストへのたくさんのご応募ありがとうございました!
2014年から始まり、今回7回目となった「PCNこどもプログラミングコンテスト2017夏」。その最終審査会・表彰式が10月1日(日)に福福小屋イベントホール(福井県)にて開催されました。
今回は初の試みとなる全国9箇所のサテライト会場と繋いでの表彰式。札幌、仙台、東京、名古屋、三重、京都、神戸、福岡、熊本と全国各地に会場が設置され、福井のメイン会場を中心にたくさんのこどもたちが参加してくれました。
当日は最終審査会と表彰式のほか、講演にメイカーフェア深圳の高須正和 氏が登壇。さらに最終審査会にはゲスト審査員としてYassLab代表で子どものためのプログラミング道場 CoderDojo Japan の代表理事も務める安川要平 氏にも参加いただき、PCNメンバーも含め力作たちの熱い審査が行われました。
PCN代表の松田の挨拶からスタートし、まず、ノミネート作品の紹介が行われました。当日、全ノミネート作品22作品が福井会場に集結。一つずつを実際に動かしながら特徴を説明していきました。こどもたちのアイデアに関心の声も上がる一方、ユニークな作品には笑い声も。今回のノミネート作品は過去最多の102作品から選ばれたこともあり、電子工作作品やアプリ、ゲームとバリエーションに富んでおりどれもそれぞれの魅力をもつ力作ぞろい。説明者も思わず夢中になる一幕もあり、各会場の参加者にも作品の魅力が伝わるような紹介となりました。
ノミネート作品の紹介後に、審査員は最終審査会へ。その間に高須正和 氏による講演「「メイカー」ができるようになったこと」が行われました。今回登壇した高須氏はメイカーフェア深圳、シンガポールの運営でもあり世界で一番アジアのメイカーフェアに参加している「メイカーフェアだいすきおじさん」。そんな高須氏は自身が出会った人とモノを紹介しながらものづくりの楽しさを語りました。
自身が運営するメイカーフェア深圳の様子を始め、メイカーがメイカーを支援する現代の仕組みを解説。面白いモノを作る人の活躍を動画も交えながら紹介しました。「僕は実現しないと思っているんですけど」と笑いながら紹介したのはシンガポールでオープン予定のドローンが店員のレストラン。シンガポールの外務大臣をはじめ国全体でメイカーが広く活躍していることを高須氏は楽しそうに話しました。
昔と今の環境は、インターネットの普及から変わった、限られていたコミュニティがインターネットによって限りなく広がり、たくさんの繋がりができて友達もたくさんできた今がとても楽しいのだと語る高須氏。今後のメイカーはさらになんでも作れるようになると述べ、参加しているメイカーのこどもたちに「深圳のメイカーフェアで合えるのを楽しみにしている」と語りました。
こどもたちは勿論、大人にも楽しい講演の終了後には、IoTを使ったロボット実験をサテライト会場を交えて実演。仙台から福井の会場にある車を動かすデモ行いました。遠く離れた仙台のコントローラーから操作した車が福井の地で動き出す様子に会場は盛り上がりました。楽しいデモのあとはいよいよ審査結果の発表と表彰式に。PCN特別賞から順に協賛賞、優秀賞と最優秀賞を発表。今回、最優秀賞に選ばれたのは2作品。小学生の部は松田あゆ美さんの「Step on(音) the piano」、中学生の部は山口登さんの「HOME WARS」がそれぞれ受賞しました。小学生の部の松田あゆ美さんは福井会場に参加しており、受賞パネルを嬉しそうな笑顔で受け取っていました。中学生の部の山口登さんは兵庫会場にて参加しており、発表の際には大きな喜びの声も。作品と受賞についての喜びを嬉しそうに語りました。 優秀賞は森下知秋さんの「スマホ使いすぎ防止マシーン」と井村風海大くん・長谷川直也くんの「ハッピーすごろく」。前回も最優秀賞と優秀賞に輝いた3人の受賞となりました。その他計25作品が次々と表彰され、全国各地の会場に集まった受賞者からは喜びの声が上がりました。
最後にPCNの副代表の福野の挨拶があり、次回のプロコン冬の開催も発表。本イベントは盛況のうちに幕を下ろしました。