越智晃瑛 さん(小学5年生)
C# WindowsFormアプリケーション
平田誠治 さん(中学2年生) / C++
伊藤晴哉 さん(小学5年生) / Python
芝本都代加 さん(中学3年生) / Python+Swift
宇枝礼央 さん(小学6年生) / Scratch
荒島拓仁 さん(中学3年生) / Scratch
原田悠生 さん(小学5年生) / MakeCode
辻健人 さん(中学2年生) / Python
越智晃瑛 さん(小学5年生) / C# WindowsFormアプリケーション
最優秀賞と同時受賞作品
点字C#angerPUは、点字C#angerのパワーアップバージョンです。C#angerは、h→#となっています。PUはPowerUpの略です。
点字C#angerPUは、文字を点字に変換→点字を打つ という一連の動作を手伝うためのソフトです。
・出来るだけ、Windowsのメモ帳のような、標準ソフトに近づけるようにしました。
・配列の設定で、何千文字、何万文字も文字を打ちました。
・いったん夏には完成していたけど、さらに改良し続けて、約8か月かかりました。
・この作品を完成させるために、点字図書館の人とも相談しました。
・ショートカットキーを増やして、ほぼキーボードだけでも使えるようにしました。
高橋理企 さん(中学1年生) / Scratch
このゲームは、僕のおじいちゃんのために作りました。僕のおじいちゃんは、健康のために毎日ウォーキングをしています。
でも、「雨の日には外に出られないのでウォーキングができなくなる。」と、おじいちゃんが残念そうに言っていたので、このゲームを作ろうと思いました。
ただ歩くだけではつまらないので、琵琶湖周辺のきれいな景色を見ながら、僕と弟と一緒に琵琶湖一周の旅をしてもらおうと思いました。
工夫したところ:
1. 僕たちと一緒に歩いていると感じさせるように、手の振る動きと画面の僕たちの動きを連動させました
2. 楽しくウォーキングできるように、僕と弟の声で、景色を説明したり、励ましたりするようにしました
3. 琵琶湖のどの辺を歩いているかわかるように、画面の左上に地図と現在地を表示させました
4. 持ちやすいように、琵琶湖一周に持って行っても不自然にならないように、マイクロビットと電池をスポンジと一緒にきんちゃく袋に入れて、お守り型のコントローラーを作りました
芝本都代加 さん(中学3年生) / Python+Swift
最優秀賞と同時受賞作品
私の祖母が以前、振り込め詐欺にあい、お金を振り込みそうになったことから思いつきました。
仕組みは、振り込め詐欺にあった場合、緊迫した険しい表情になると考えられるので、それを画像認識で判定して警告を出すことで詐欺被害を未然に防ぎます。
iPadで動作するアプリはXcodeを利用しSwiftで作成しました。画像を撮って判定するVision KitのデータがWiFiとインターネットを経由してiPadで取得できるようにする仕組みはWebAPIを利用しています。
iPadアプリではVision Kitのカメラから得られた表情の数値データを、銀行のATMでの操作に似せたアプリで判定し、数値が0に近い場合、振り込め詐欺などの問題にあって、困った顔をしていると判断し、警告メッセージを表示して利用者に注意を呼びかけます。
このプログラムを作成する中で苦労した点は、Vision Kitの言語Pythonについて理解するのが大変だった事とその判定結果をアプリに取り入れるところです。
また、顔の表情の判定が人や年齢によっても違いがあるので適切な顔の情報の数値や判定の時間をうまく調整しました。(コメント一部抜粋)
市川タイガ さん(小学6年生) / IchigoJam BASIC+IFTTT
僕がTANBOTを作った理由は、毎回台風が来ると、必ず誰かが水門を閉めに行こうとして、流されたなどのニュースが後を立ちません。
この間の台風19号でも同じような事故がありました。何故田んぼの水位の管理を自動化しないのか? という疑問が僕の中にありました。
実際に田んぼを営んでいる僕の親戚にも聞きましたが、やはり大雨の中で 水の管理をするのは大変だそうです。
ある調査によると、農業用水路を含んだ用水路で、一年間で50人以上が命を落としました。
やはりこのままではいけないと思い、そのときこの装置を思いつきました。
[工夫したところ]
・Mix Juice とIFTTTを接続するところ。
・実際の稲に必要な水位を調べて、それをもとにセンサーで検知する値を調整しました
・田んぼをリアルに表現する為に、アクリル板で水槽を自作したり稲穂のモデルを作ったところ。(コメント一部抜粋)
安東鷹亮 さん(小学6年生) / Python+Visual Basic
画像を色の濃淡でASCIIアートに変換するpythonのソースコードが公開されていたのをみつけてとても面白いと思い、改造して機能を加えて動画を変換したいと考えました。
少しずつ機能を増やして最終的にVBでGUIにしました。
・工夫したところ
ユーザがより使いやすいようにと考えffmpeg(動画から画像を切り出すために使用している)を初回起動時にダウンロードさせることにしました。
また内部で利用するpythonのファイルもexeの中に入れることにしました。
VBのリソースという機能でバイナリで情報が格納できるということがネットの情報をヒントにしてわかったのでそれを使って実装してみました。
当初作ったものは変換の処理時間がとてもかかってなるべく高速にしたいと思い色々試した結果マルチプロセッシングを使うようにしました。(コメント一部抜粋)
五島舜太郎 さん(小学4年生) / Arduino
(工夫したこと)
外観:出来るだけ外観をコンパクトにしたかったけれど、外観を小さくするとアームの可動域がせまくなってしまい、面白くなくなるので、ぎりぎりのところまで、可動域をひろげた。電池交換しやすいように、電池ボックスは外につけた。
(大変だったこと)
*できるだけ外観がコンパクトで、前後左右移動の可動域を広げること。
*複雑な配線。
*思うような動きをするプログラムがなかなかできなかったこと。
*つかむときのサーボモーターの制御。(コメント一部抜粋)
野田舜也 さん(中学2年生) / IchigoJam BASIC
<工夫したところ>
・正解数に応じて出てくる最後のメッセージは1番工夫したところです。最初はどの正解数でも同じメッセージしか出てこないプログラムでしたが、最後に改造をしました。
これによって「しっかり見えているな」「全然見えていない 気を付けよう」ということに気づきやすくなったと思います。
・開始音と終了音を鳴らすことも工夫しました。画面にスタートと表示するだけでは分かりにくいと思い、開始音、終了音をつけてみました。
耳が痛くならない程度の音にしました。検査開始、終了が分かりやすくなりました。
・目隠しを3Dプリンターで作りました。家に3Dプリンターがあるので活用してみようと思い作りました。
段ボールで作るよりも強度があったので良かったです。(コメント一部抜粋)
橋尾海 さん(小学2年生) / IchigoJam BASIC
3マス分の地面を狙ってヘリコプターを着地させます。第3コースまであります。
第1コースは3つ地面がつながっていて、真ん中を狙って着地させます。第2コースは1つ1つ地面が離れています。第3コースは第2コースと同じです。
スペースキーで着地します。たまに外れても復活できますが、着地を成功したときも時々元に戻ります。
第1コースから第3コースまであるから、ぼくはそこがお気に入りです。復活するときはいいけど、もう1回やりなおしのときは、とてもいやなきぶんになります。
伊藤晴哉 さん(小学5年生) / Python
最優秀賞と同時受賞作品
この作品は、ゲーム好きな友達にもプログラミングの基本を知ってもらおうと思い、制作しました。
この「P-Ant Controller」を通して、プログラミングの楽しさをみんなに味わってもらいたいです。
「プログラミング」というと難しいイメージがありますが、リモコンをゲーム機のような形にしたことで、取っつきにくさを出さないようにしました。
さらに、音が出たり、液晶に文字が表示されるなど、ゲーム機に近づける工夫もしました。
なぜ形をAnt(アリ)にしたかというと、アリはフェロモン(匂い)を道しるべにして歩けば餌にたどり着けるように、「P-Ant Controller」も命令を道しるべにして動けば、目的地にたどり着けるからです。
高野大河 さん(中学3年生) / Unity C#
副賞:図書カード 5,000円
この作品はWindows Mixed Reality (以下MR)を使って動作するUWPアプリです。
MR用のモーションコントローラーを使用し物語を進めていきます。
最初にGo to Spaceのオブジェクトに触れてください。そのあとは音声に従ってください。
この作品のオブジェクトや音楽などの大半を自分で作ったのでとても時間がかかりました。
辻健人 さん(中学2年生) / Python
副賞:ブレッドボード電子キャンドルキット、図書カード 5,000円
優秀賞と同時受賞作品
原田悠生 さん(小学5年生) / MakeCode
副賞:図書カード 5,000円
優秀賞と同時受賞作品
宇枝礼央 さん(小学6年生) / Scratch
副賞:図書カード 5,000円
優秀賞と同時受賞作品
垣花真希 さん(小学4年生) / IchigoJam BASIC
副賞:ボールペン、図書カード 5,000円
たいこを叩く女の子を作りました。(「たいこ」の「いこ」ちゃん)
いこちゃんを作ろうと思ったわけは、私が幼稚園のときに、和だいこをクラスで習ったからです。
いこちゃんを動かすスイッチには、小3の理科の授業で使った「乾電池で豆電球の明かりをつける実験セット」を使いました。
手でスイッチをONにすると、豆電球の明かりがつき、明るさセンサーが反応して、肩のサーボモーターが動くプログラムを作りました。
豆電球の明かりに反応する位置に、明るさセンサーを固定するのが、とても難しかったです。(コメント一部抜粋)
伊藤晴哉 さん(小学5年生) / Python
副賞:電子工作キットの詰め合わせ、図書カード 5,000円
最優秀賞と同時受賞作品
武田和樹 さん(中学3年生) / Unity C#
副賞:「ひなた号の冒険」DVD、図書カード 5,000円
もともと思いついたきっかけは母が編み物をがっかりしながら何度もほどいて編み直していていて、母曰く、編み物の本は白黒なので色がわかりにくかったり、今どこを編んでいるかがわからなくなることがあるということで、それをどうにかできないかな?というところから始まり、
母に使ってもらいながら去年の夏にscratchを使って作り始めたのがきっかけです。
母はこのツールを使い編み物をするときに絵が出てくることで楽しくなり、早く先を編みたくなって家事を手抜きしながら毎日編み物をしていました。
それをwhyプログラミングという番組のプログラミングアワードというコンテストに応募し出演させていただいたところ、
その後ツイッターで「使ってみたい!」と反響があったりしたのですが、Scratch3.0のアップデートと仕様変更により使えなくなってしまったので、さらに便利な機能を追加しつつUnityで作り直しました
白川瑛士 さん(小学5年生) / IchigoJam BASIC
副賞:ジャムハウス刊行書籍、図書カード 5,000円
スタートすると、お城が建てられてゲームがスタートします。時間がたつと、右上の金額がたまっていくので数字キーで金額に合った味方を出せます。
城に攻め込まれないように味方を出して敵を倒しながら敵の城に進んで行きます。城にたどり着いたほうの勝ちです。
画面のデザインを頑張りました。攻撃で問題が起こっていたので、それを直すのに時間がかかりました。
プログラムを複数動かすのでプログラムのセーブ場所を間違えて消してしまい、プログラムをもう一度作り直すのが大変でした。プログラム同士を合わせるのも大変でした。
白川瑛士 さん(小学5年生) / IchigoJam BASIC
副賞:プログラミング・フォロ for micro:bit、図書カード 5,000円
この階段掃除機ロボを作った理由は、階段を掃除機掛けをしながら階段を下りていくのが大変だし、高齢者などの人が1人のときなどに転落などしてしまう可能性があるので、階段を自動で掃除すればそういう転落事故などを少しでも防ぐことができます。
ルンバが階段も掃除出来たらいいなとイメージして作りました。
階段を上る仕組みを考えるのが大変でした。1回作ったけどうまくいかなくて、ロボットの胴体を全部作り直しました。
3Dプリンターでオリジナルのパーツを作るのも大変でした。1つのパーツを作るのにサイズを合わせるので何個も作り直しました。(コメント一部抜粋)
桑原佳哉 さん(小学6年生) / Scratch
副賞:図書カード 5,000円
・戦闘を工夫しました。画面やウィンドウのバランスを考えると、技術的にも難しいので、A,S,Dキーでページを切り替えする機能を追加するという工夫しました。
・作成には、およそ3年かかりました。2年前に共有しましたが、できていない部分が多かったので、その部分も完成させ、バージョン7.3として、本当の完成をさせました。
長島希果 さん(小学6年生) / IchigoJam BASIC
副賞:図書カード 5,000円
IchigoJamを使ったゲームで、ロールプレイングのようなものを見たことがあまりなかったので、自分で作ってみたいと思った。
改造から作るゲームではなくて、1から自分で作りたかった。知っている技術だけでは、メモリーオーバーになったので、色々調べて頑張った。
古い館での謎解きにしたかったので、インテリアをこだわって作った。いすもリアルに表現できるように、自分で記号を改造していすのように作った。
初めてのゲーム作りで、なかなか思うようにできなかったが約3か月ほどで何とか完成した。まだステージが2つしかないので、徐々に増やしていきたい。
鹿毛幸太 さん(小学2年生) / Scratch
副賞:図書カード 5,000円
前年度、「電車シュミレーション完成版」で佳作と特別賞を受賞しました。そこから、さらに進化させて、より3Dっぽくしました。
工夫は、反対車線の電車です。どうやって流線形にしようかと考えました。
流線形の途中のコスチュームを作って、クローンをすることで、結果、うまく流線形になりました。
星飛羽 さん(小学6年生) / IchigoJam BASIC
副賞:図書カード 5,000円
この作品を作ろうと思ったのは、お年寄りや体が不自由な人が急な階段を登らないでも二階の部屋などに行けないかなと思ったからです。
実現する為に考えて思いついたのが観覧車のシステムです。苦労したのは180°サーボで360°回転させる為にギヤ比を変えて作りました。
あとは電光掲示板をスクロールさせたことです。スクロールさせるにはどうしたらいいか、電光掲示板の説明書を読んだりインターネットで調べたり教室の先生に聞いたりしながら頑張って作りました。
橋尾海 さん(小学2年生) / IchigoJam BASIC
3マス分の地面を狙ってヘリコプターを着地させます。第3コースまであります。
第1コースは3つ地面がつながっていて、真ん中を狙って着地させます。第2コースは1つ1つ地面が離れています。第3コースは第2コースと同じです。
スペースキーで着地します。たまに外れても復活できますが、着地を成功したときも時々元に戻ります。
第1コースから第3コースまであるから、ぼくはそこがお気に入りです。復活するときはいいけど、もう1回やりなおしのときは、とてもいやなきぶんになります。
関根彪 さん(中学1年生) / ROBLOX
電気の供給システムや、機械をつなぐワイヤリングシステムの作成に苦心しました。プレイヤーによって基地の独自性を出すことができるようにするのが目的です。モデルも、光る照明のツリー以外は自作しています。
Robloxは全世界に発信できるプラットフォームであるため、拙いですがすべて英語表記にするところも頑張りました。
いちばん苦労したのは、建築した建物のデータのセーブ方法です。英語のリファレンスを調べ、Jsonコードに変換してからセーブする方法を何回も失敗しながら試し、成功したときはうれしかったです。
大野晃太郎 さん(中学2年生)
Scratch
副賞:英語オンライン学習3ヶ月
角野優介 さん(中学1年生)
Scratch
副賞:プログラミング・フォロ for PaletteIDE
田中誠二郎 さん(中学3年生)
Scratch
副賞:図書カード 3000円分
荒島拓仁 さん(中学3年生)
Scratch
副賞:レゴ SPIKE
田中魁 さん(中学1年生)
IchigoJam BASIC
副賞:ロボットキット ソビーゴ
Ignacy Kus さん(11 years old)
Scratch
副賞:カムプログラムロボット工作セット
星野泰誓 さん(小学6年生)
IchigoJam BASIC
副賞:IchigoDyhook+Hana道場テキスト
北川幸輝 さん、前田拓海 さん、反保遼 さん、小池奏一朗 さん(中学3年生)
html+JavaScript+Ruby
副賞:ガチャピン・ムックとはじめる!プログラミングセット
阿部廣介 さん(小学2年生)
Scratch
副賞:LEGO TECHNIC
大氣周也 さん(中学3年生)
Scratch
副賞:プログラミング・フォロ for PaletteIDE
平田誠治 さん(中学2年生)
C++
副賞:プログラミング・フォロ for PaletteIDE
倉島海大 さん(小学5年生)
Scratch
副賞:ブレッドボード電子キャンドルキット
田中太朗 さん(小学5年生)
Scratch
副賞:ブレッドボード電子キャンドルキット
稲葉光紀 さん(小学5年生)
IchigoJam BASIC
副賞:ブレッドボード電子キャンドルキット
小林優文 さん(中学3年生)
Scratch
副賞:ブレッドボード電子キャンドルキット
木本風豪 さん(中学1年生)
Scratch
副賞:ブレッドボード電子キャンドルキット
小池奏一朗 さん(中学1年生)
IchigoJam BASIC
副賞:ブレッドボード電子キャンドルキット
深田直樹 さん(小学6年生)
IchigoJam BASIC
副賞:ブレッドボード電子キャンドルキット
川合光 さん、吉野修吾 さん、倉島拓斗 さん、五十嵐龍太郎 さん、新島讃人 さん(中学2年生)
IchigoJam BASIC
副賞:ブレッドボード電子キャンドルキット
若竹康輝 さん(小学6年生)
IchigoJam BASIC
副賞:IchigoJam Get Started Set S
田中魁 さん(中学1年生)
IchigoJam BASIC
副賞:IchigoJam用ゲームパッド HetaPad
星野泰誓 さん(小学6年生)
IchigoJam BASIC
副賞:拡張版IchigoJam「SanadaJam」
コンテストへのたくさんのご応募ありがとうございました!
今回は記念すべき10回目のPCNプログラミングコンテスト。
例年であれば全国から小学生・中学生プログラマーたちが集まってにぎやかな熱いイベントなのですが、新型コロナウィルスの影響を受け急遽YouTube配信で無観客での開催に変更しました。
残念な気持ちはありますが、配信を見てくれる子供たちに楽しい時間を届けたいという思いを胸に、前日からスタッフは一生懸命会場の準備を行いました。
配信はプロの方にお願いしたので機材も作業も本格的です。リハーサルも入念に!
会場には応募総数326作品の中から選ばれたノミネート 32作品が展示されました。各作品の後ろのパネルに作品を説明するポスターを設置、また配信しやすいよう工夫して配置しました。
そして当日9時。15時までの6時間に及ぶ最終審査会&表彰式です。東京会場・仙台会場もサテライトとして参加しています。画面には見えませんが、パネルの裏では審査も始まりました。
実行委員長のあいさつの後は、Ichigo先生ことIchigoJam開発者の福野泰介氏が登場!
ソフトウェア部門・小学生の部からノミネート作品を紹介していきます。作品紹介のパネルも見ながら作品を動かし、注目点、難しかったところなどを解説。
画面だけでなくプログラムのソースコードを見ながらのしくみの解説も興味深いです。海外からのノミネートもあります。世界中で子供たちがプログラミングを楽しんでいるんですね♪
ソフトウェア部門・中学生の部の途中、全ノミネート作品の半分の説明が終わったところで、Ichigo先生から白衣がトレードマークのDr.Mにバトンタッチです。
作品を作ったきっかけや、すごいポイントを紹介しています。プログラミングの作品紹介が終わり、次は電子工作部門です。動いたり光ったりと、いろんなしかけや工夫が満載です。
一部取り外して中のしくみの解説もあり、こどもならではの視点や発想のすばらしさに驚きです。
次に画面は能舞台に移り、ゲスト審査員による座談会がはじまります。 ゲームプレゼンターの高橋名人、セーレンプラネット(福井市自然史博物館分館)分館長の長谷川哲郎氏、そして元ベーマガ編集長の大橋太郎氏です。 高橋名人は昔のゲーム好きの子供にとってはヒーローです。映像を交えつつ自己紹介をいただいた後は、テーマに沿って審査した作品への感想をそれぞれいただきました。 小学2年生でこんなすごい作品を作れるのか!といった驚き、人が触れる部分を考えて作られているかを重視した、人のために作った作品に感動! 次のテーマはe-SPORTS。 半円球上のスクリーンでのゲームの可能性や、ゲーミングPCを自作する小学生の話などがでました。 その後いくつかのテーマがありましたが、最後に子供たちに挑戦して欲しいことを伝えていただき、座談会は終了です。
ここまで3時間弱。30分の休憩をはさみ、Ichigo先生によるライブコーディングの時間です。 ブラウザだけでできるIchigoJamWEBでプログラムを作ってみよう! まずさくっと超簡単連打ゲームをプログラミング。 何秒で100連打?そして新型コロナウィルス対策ダッシュボードの紹介、MixJuiceとIchigoDyhookでネットにつなぐチャレンジはうまくいかず残念! 気を取り直してフルカラーLEDメガネ、ボタン連打、クラッピー操作とIchigoJamでできることいろいろやってみました。 3時間でプログラミングマスター、たくさんゲームを作ろう!
そしてドキドキの表彰式です。舞台上には受賞を受け取るこどもたちの代役でPCNの松田氏がスタンバイ。 PCN賞、国立高等専門学校機構賞、PCN特別賞、ブロンズ・シルバー・プラチナの各協賛賞が受賞者の名前を読み上げながら贈られていきます。 シルバー・ゴールド・プラチナの協賛各社様からは受賞作品につきコメントが、受賞者からは受賞の喜びも読み上げられました。 それに呼応するかのように、だんだんと松田氏の動きが面白くなってきます。
いよいよ優秀賞と最優秀賞の発表です。まずはソフトウェア部門小学生の部です。
優秀賞 宇枝礼央 さん(小学6年生) 「Color overlap」
最優秀賞 越智晃瑛 さん(小学5年生) 「点字 C#angerPU (てんじチェンジャーピーユー)」
ゲスト審査員の高橋名人より、いずれもすぐ商品化できるような作品で驚きました。これからも精進してほしいと受賞者にメッセージが贈られました。
そしてシンプルだけどやりこみたくなるゲームに感動したということで、橋尾海 さん(小学2年生) 「スーパーちゃくち」が急遽「名人賞」を受賞のサプライズ!
そして最優秀賞の越智さんと電話がつながり、本人やご家族の喜びの声が披露されました。
次にソフトウェア部門中学生の部です。
優秀賞 荒島拓仁 さん(中学3年生) 「ゲーム ペンキ屋さん / PAINT!」
最優秀賞 平田誠治 さん(中学2年生) 「Snake Run」
ゲスト審査員の長谷川館長よりシンプルで楽しいことが評価されました。でももっと進化させてほしいとコメントです。
次は小学生のロボット・電子工作部門です。
優秀賞 原田悠生 さん(小学5年生) 「九九でゲット ルーレット付き自動販売機」
最優秀賞 小学生の部 伊藤晴哉 さん(小学5年生) 「P-Ant Controller」
ゲスト審査員の大橋編集長より、意表を突くアイデアや友達のために作ったことがよかったということです。
こちらも最優秀賞の伊藤さんと電話がつながりびっくりした、これからももっと作品を作りたいと喜びあふれる声で伝えてくれました。
最後に中学生のロボット・電子工作部門です。
優秀賞 辻健人 さん(中学2年生) 「月面探査ロボット」
最優秀賞 芝本都代加 さん(中学3年生) 「振り込め詐欺 見張り番」
PCN武生の森田さんからは、しっかりしたコンセプトを持っていたり、社会問題を解決するアイデアなどが素晴らしい! との感想をいただきました。
最優秀賞の芝本さんも電話でとても嬉しそうな声で受賞作品について話をしていただきました。
最後はPCN代表の松田氏より、次年度もコンテストできるよう頑張るのでこの引きこもりをチャンスにおもしろい作品を作ってください、と配信を見ているみんなによびかけ配信の終了となりました。
(五十音順・敬称略)